ニキビ エタノール

エタノールでニキビが治る!?エタノールの効果と注意点とは?

エタノールをニキビに塗ると効果的!なんて情報が飛び交っています。でも実際にそんな効果があるのでしょうか?そこでエタノールのニキビへの効果と注意点を分かりやすく解説させて頂きますので気になっている方はご参考にして下さい。

 

エタノールの効果と注意点

エタノールは別名エチルアルコールと言っておもにデンプンや糖蜜をアルコール発酵させることで作られた成分です。エタノール=アルコールと言う認識で間違いありません。

 

エタノールの用途は、「殺菌・消毒」になります。ニキビの原因はアクネ菌の増殖です。増殖したアクネ菌が毛穴の中で炎症を起こすことでニキビが悪化します。そのため殺菌作用の強いエタノールをニキビに塗ることでアクネ菌をやっつけようというものです。

 

エタノールは殺菌作用が強いので確かにアクネ菌をやっつけることは出来るかもしれません。しかしその殺菌作用が強すぎることが問題となって、かえってニキビが悪化することがあるのでニキビの治療目的ではエタノールを使わないようにして下さい。

 

エタノール原液はもちろんですが、エタノールを含んだ化粧水やニキビケア商品も避けた方がいいでしょう。化粧品の成分表示の5番目までにエタノールの記載があるものは注意して下さい。配合量が多く肌が敏感な方は特に注意が必要です。

 

一般的にドラッグストアーなどで販売されているプチプラ商品などにエタノールを多く含んだ化粧水やニキビ商品が多いので購入する際には成分表示をしっかり確認するようにしてください。

 

では、エタノールでニキビが悪化する理由をさらに詳しくお伝えします。

 

エタノールでニキビが悪化する理由

エタノールをニキビに塗ると、確かにアクネ菌を殺菌する効果はありますが、肌には他にも様々な常在菌が存在します。

 

常在菌は私たちの肌に存在していて、皮脂や汗を食べることで酸を生み出します。この酸によって私たちの肌は酸性を維持することができます。さらに外部から侵入する悪い雑菌から肌を守ってくれています。常在菌は私たちの肌にとって強い味方になっているんですね。

 

特に興味深いのはアクネ菌自身も私たちの肌にとって他の常在菌同様に大切な役割を果たしてくれているという点です。ただ、必要以上にアクネ菌が繁殖すると悪さをするということですね。バランスが重要だという事ですね。

 

エタノールを塗ると、そんな大切な常在菌すべてが大きなダメージを受けてしまうことになり、肌は無防備な状態になり肌トラブルが増えてしまいます。

 

さらに、エタノールは刺激が強いためニキビの炎症がさらに悪化する危険もありますし、揮発性が高いため肌の水分をうばって乾燥しやすい肌になります。

 

つまりエタノールをニキビに塗ることで、肌のバリア機能にダメージを与えてニキビを悪化させるリスクが高くなるということです。エタノールをニキビに使うメリットよりデメリットの方が圧倒的に大きくなります。

 

まとめ

ニキビの治療には皮膚科に行って、症状に合ったニキビ薬(抗生剤)を処方してもらうのが一番効果的です。まちがってもエタノールでニキビを治そうなんてしないで下さいね。リスクの方が断然高くなります。

 

そもそもニキビは毛穴に古い角質や汚れが詰まることでニキビの原因菌とされるアクネ菌が増殖して炎症を起こします。そのため日頃の洗顔や保湿がニキビ対策の基本となります。

 

ニキビ薬での治療はあくまでも対処法でしかありません。今あるニキビを鎮めることしか出来ませんので、また新しいニキビが出来る可能性があります。そのため正しい洗顔と保湿を心がけることで根本的なニキビ対策をしていきましょう!